箴言17:22 「究極の健康法」
【序】日本は長寿大国。最近は更に「健康長寿」という事がしきりに語られている。寝たきりなんかにならずに元気で長生きしたい、と願いをもっている。そこで今日は聖書が語る「究極の健康法」についてメッセージをしたい。
T.現代医学が辿り着いた究極の健康法とは何か
あるお医者さんの話…最近教会に通うようになって聖書を読み始めて言われた「驚
きました。現代医学がやっと辿り着いた究極の健康法が何と3千年前の聖書に書かれていたとは!」
→「陽気な心は健康をよくし、陰気な心は骨を枯らす」(箴言17:22)
最近テレビで医学番組が多いが、陽気な心の時、陰気な心の時、体内でどんな事が起こっているか発表される。鎌田実医師の著『がんばらない』によれば―
○陽気な心(感謝、喜び、安らぎ)→βエンドルフィンが出て血液サラサラにし成人病撃退
○陰気な心(怒り、恨み、愚痴)→ノルアドレナリン(自然界では毒蛇の次位の毒性ホルモン)が発生し、生きた細胞を殺す。 実例:アレキサンダー大王は天才的戦士で瞬く間にヨーロッパからインドまで征服し大帝国を作ったが、30歳で突然世を去った。それは余りに感情的な人で激昂の余り仲間の一人に槍を投げつけた瞬間心臓発作で倒れたのだ。→明るく見れる心、穏やかな心を持ちたいものだ。
U.どうしたら「陽気な心」になれるか
ある人は「陽気な心が体に良いのはよくわかるが、あの問題があるので、そうなれない」と陽気になれない理由をその問題の所為だと考える。しかし違う。聖書にこんな話がある。
マルタ「妹が私だけにおもてなしをさせているのを何とも思いにならないのですか!」自分の苛立つ原因は妹にあると考えている。しかしキリストは「マルタ、あなたは多くのことに思い悩み、心を乱している。しかし必要なことはただ一つだけである」(ルカ10:41)
聖書では「一つの事」とは神への信仰である。私達はあの人の所為で自分は喜びが無くなり元気を失っていると考えるが、神を見上げず人を見ていると喜びを失うに至り易い。「自分だけ」と語っているが妹もキリストの話を聞く事でもてなしているのだ。マルタも人を見ず神を見上げて自分の得意な料理に終始すれば喜びを失うことはないのだ。将来の問題も神を見上げる事が大切である。
【適用】モンテーニュは「私の人生は恐ろしい災いで満ち満ちているように思われた。しかしそのほとんどは起こらなかった。心配毎の的中率は1%に過ぎなかった」経験者語るで参考にしたいが、心配性の人というのはその1%が当たったらどうなるか心配する訳だ、しかしどうだろう。その1%が当たったとしても、それが決して私の人生を破壊しないと信ずることができれば、そんなには悩まない。それが。ローマ8:28に「神は万事を益に変えて下さる」とある。私達はついついあの事この事に振り回されて思い煩うのだが、あの事この事も全てを益に変える神がおられる信ずることができれば思い悩むことはない。
陽気な心が如何に健康に良いものかを語ってきたが、最後に語らねばならないのは、
人生の最大の不安である死の解決なくしては陽気な心も飛んでしまうという事だ。
例:私の腕を掴んで「先生(私の腕を掴みながら)私はもうダメかもしれません」
お医者さんに「先生直してください。お金やったら何ぼでも出しますから」
※メモリアル礼拝の多くの方が最後にキリストを信じて永遠の命を得られた大勝利!
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