2019年01月18日

2019年1月13日礼拝メッセージ 「挫折から立ち直らせるもの」ルカ22章31-34節音声で聴く。

ルカ22:31−34      「挫折から立ち直らせるもの」       19.1.13

【序】挫折は嫌なものだが、面白い事に挫折の効用を語る人がいる。

〇安藤忠雄氏(建築士、万博日本館、最終学歴工業高校卒だが東大とハーバート大教授)

「僕は大学の専門教育を受けないまま建築の設計に飛び込んだ。設計しながら常に専門教育を受けていないハンディキャップがあったが、一方そういう苦労がない人というのは粘りがない。スーッとストレートで一流大学や一流企業に入っていくと、ストレートにはいかない人生の逆境に弱いのである」

○渡邊和子(元ノートルダム清心女子大学名誉学長)

「第一志望が叶えばおめでたい事。しかし挫折も人生で非常に大切。その時はそれなりにしっかり苦しめばよい。只それに打ちのめされずに、それだけが唯一の自分を生かす道でないのを知るゆとりがほしい」

キリストの弟子でリーダー格のペテロがキリストを裏切る挫折を経験する。しかしそんなペテロを立て直すキリストがおられる。今日の聖書から誰にもある挫折から立ち直らせる三つの知るべきカギについて語りたい。


T.自己認識は当てにならない事を知る

 キリストからペテロがサタンの誘惑に負けてキリストを裏切る挫折を経験する事を言われたが、ペテロは牢であろうと死であろうと覚悟はできています」(33)と答えた。ペテロは自分がキリストを裏切って否定してしまうなど思わなかったのだ。自分は大丈夫という自信があったのだが、その自己認識は間違っていた。

 【適用】私達は「自分の事は自分が一番知っている、とやかく言われる必要はない」というが、実際は自分の事を自分は知らないのだ。パウロは「自分のしていることが分かりません。私は自分でしたいと思う事をしているのではなく自分が憎むことを行っている」(ローマ7:15)と語っているが、その通りではないか!実際一番私の事を知っておられるのは神なのだ。当てにならない自分に頼らず謙虚に神の言葉に頼る事だ。


U.どんなに落ち込んでも見捨てない愛が注がれている事を知る

弟子グループに属している者にとって、してはいけない最大の事は救い主であるキリストを裏切る事である。普通、裏切られた者は裏切った者を憎んでも悪いと言われることではない筈である。しかし裏切られるキリストは裏切るペテロのために将来を案じて「わたしはなたの信仰が無くならないようにあなたのために祈りました」(32)というとてつもない大きな愛を持っておられる。正にキリストは神の御子である印であり、また私達がどんなにどん底に落ち込んでも、それが罪の所為であるとしてもあなたを見捨てず愛をもって祈って支えて下さっているキリストがおられる事を知ろう!


V.罪の挫折でさえ兄弟への励まし材料となる事を知る

自分の無様な裏切という挫折ではあるが、キリストはその挫折経験でさえ兄姉を励ます材料にするという計画を持っていてくださる。

「立ち直ったら兄弟たちを力づけてあげなさい」(32b)

罪も弱さも兄弟姉妹を励ますものに用いられるとは何という感謝なご配慮か!

posted by kbcc at 12:03| 礼拝