2020年05月17日

2020年5月17日礼拝メッセージ「倒れた者を立ち上がらせて下さるキリスト」ヨハネ18:25-27 中西正夫牧師

音声で聞く。

ヨハネ18:25-27    「倒れた者を立ち上がらせて下さるキリスト」    20/5/17

【序】私達の教会の二階にダビデとヨナタンという教室が並んでいる。25年前に召天された佐々木姉が命名された。ダビデとヨナタンの様な友情と励ましのある教会を願っての命名…ダビデがサウル王に命を狙われ逃亡中、気落ちしたダビデにサウルの息子ヨナタン命を懸けてやってくる「恐れる事はない。あなたは必ず次の王になり、私はあなたの次に立つでしょう」と神の御心を伝えて励まし、ダビデは力づけられて立ち上がる。気落ちした者を励ますのは素晴らしい事。今日出てくるペテロも挫折するがキリストによって立ち上がっていく。人生で落ち込む事も多い私達もペテロと共に励まされ立ち上がっていきたい。


T.挫折の原因

  1. 中途半端な位置に立つ

ペテロは「外で門の所に立っていた」(16)マタイは「遠くから後をつけ」(6:58)と語る。彼は場所的にも心理的にも中途半端なところに立っていた。主の最も近くにいるべき人なのになぜか?世を恐れた故→足元掬われる!

 2.自信過剰(→警告無視)

彼の心に主への愛がなかった筈はない。主に従う決意も強かった。

「たとい御一緒に死ななければならないとしても、私はあなたを知らないなどとは決して申しません」(マタイ26:35しかし彼は主が注意を促された警告を聞き流しゲッセマネの園での祈りに眠りこけた。数時間後主を否定する。

【適用】自分はそこまでは弱くないと過信し、祈らずとも聖書を読まずとも大丈夫と過信していると一寸した事で人の声が神の声の様に恐ろしくなり、遂には信仰をぼやかし、自分を守る事に必死になり、恐れに囲まれる。

そんなペテロであったが、キリストは裏切りのペテロを立ち上がらせて下さる。


U.挫折からの回復

 1.(鶏の鳴き声から)主の言葉を思い起こした

  ペテロがキリストを否定した時、鶏が泣いた(27)。マタイはこの時「イエスの言葉を思い出した」(マタイ26:75と語っている。【適用】神は私たちの回りに様々なものを置いておられる。自然の声でも、環境からでも人との出会いからでも神の語りかけを「思い起こす」人は幸いである。

  1. 主の赦しのまなざし

鶏が泣いた時もう一つの事があったのをルカが記している。「主は振り向いてペテロ

を見つめられた…その時ペテロは激しく泣いた」(ルカ22:60,61) この「見つめる

とは主の赦しのまなざし。主は今も赦しの御目を注がれる。

【例証】宮沢賢治が農業高校教師時代に手癖の悪い生徒がいた…畑で大根を盗んだ時に

賢治に出会った、1分、2分、3分経っても見つめたまま動かない。やがてその生徒は

ペコリと頭を下げて去っていった。後にその生徒は「先生のまなざしは僕を責める裁き

のまなざしではなく、僕の良心に「それはお前らしくない、違うだろ」と優しく問いか

ける赦しのまなざしであった、それ以後、彼は二度と盗まなくなった。

【結び】ペテロが自分の罪を意識してなかったように私達も自分の罪、弱さを知らないのである。人は相手の醜さを知った時バカにするが、キリストは赦しと愛で私達を立ち上がらせてくださる。

posted by kbcc at 08:00 | TrackBack(0) | 礼拝
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